| 「感」「即」「動」 |
28歳で、実質上、経営を任されました。以来貫いてきたのが、顔の見える家づくり。いいカッコして言うのではなく、地域に密着していると、そうならざるを得ないのです。でも、その方が人間らしくいられる―そう思いませんか。「こうすれば、喜ばれるだろうな」と思うことをする。「人が困ったり、嫌がるだろうな」と思うことはしない。ただそれだけの単純なことです。
たとえば、今や誰もが大きな関心を寄せる「シックハウス症候群や耐震」の問題。法による規制がはじまったのは2003年。でも我社ではすでにその10年近く前から、体に悪いと思われる材料やのり等は使わないようにしてきました。また、今も大学の構造研究室・実験室にも通っています。
善し悪しを判断するのは法ではなく、人の心だと私は常々考えています。だからこそ、私は感性ゆたかな高い志をもった人間でありたい。効率や経済性のみを優先し、自ら感性や志を押しつぶしたくない。経営に携わる人間として、当然その両立をしなければなりません。だって、誰はばかることなく、お天道様の下を、大手をふって歩きたいじゃないですか。それはその気持ちは、大学時代、教授たちに詰め寄っていた頃から一貫して変わらない、私のささやかな自負です。私の生き方の軸なのです。 |
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