妻の祖父が大工で、二代目の父親もやはり大工。この大野島蔵が、会社組織を作りました。私にとっては義理の父にあたる人です。家は、埼玉県行田市という小さな城下町にあり、江戸時代から続く古い家柄です。
これだけ長く、地元に根付いているとどうなると思いますか。そう、下手な仕事ができなくなります。依頼主とはしょっちゅう顔を合わせるわけですからね。絶対に逃げ隠れできないのです。しかも家は、何十年と住んでみて、あらためて善し悪しの結果が出るものでしょう。それこそ、毎回誠心誠意の仕事をしておかないと、あとで自分にふりかかってきます。
義父は「商売は急に広げなくていい。細く永くを大切に」と、口をすっぱくして言っていましたが、まさに心の底からでてきた言葉だと思います。 |
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